野生猿の餌付けで有名な大分県の高崎山自然動物園がすぐに思いつくのではないかと思いますが、兵庫県の淡路島にも高崎山に劣らず至近距離にて野生猿を間近に見ることのできる施設があります。
その施設、淡路島モンキーセンターを紹介致します。
<目次>
【淡路島モンキーセンター】
園内に入るとすぐに仲良く毛づくろいしているお猿さんや、母猿が子猿を抱えお休みしている姿など、とても和やかでこれが野生なのかと思うくらい大人しく癒される雰囲気があります。
そんな園内の中心に、エサをあげるための施設(小屋)がありその中で販売しているエサ(さつまいもなどが中心)を購入し与えることが出来ます。
エサを可愛らしい子猿を中心に与えたいのですが、猿の世界は弱肉強食で子猿に与えてると、小屋の外で見掛けた時には大人しかった大猿が、こちらに向かって歯をむき出して激怒したり、子猿から無理やり奪い取るなど空腹を満たすため大猿は本能の赴くままに振る舞います。
今の現状では、まだ人間界はここまでではないと思いますが、食糧難により購入することもままならない状況になってくると、人も同じ様になるのでしょう。
と色々なお猿さんの姿・表情を見る事ができ、ついつい時間を忘れてしまいそうな施設です。
大分県の高崎山とは異なり、交通の便が悪いこと知名度も低いためか 、そこまで観光化されておらず、私が行ったときは園内も比較的空いていたのでゆったりと楽しむことができました。
お猿さんの自然な姿を間近に見ることが出来る、淡路島モンキーセンターおすすめです。
車であれば、関西からでも四国からでも日帰りが可能です。
淡路島には淡路島モンキーセンター以外にも、施設の近くには複数の温泉施設(日帰り含む)、時期が過ぎてしまいまいしたが2月頃には水仙が咲き乱れる灘水黒岩仙郷も近くにあります。
少し離れれば、まだまだ自然を楽しみ動物と触れ合うことの出来る施設もありますので、緊急事態宣言が明けて落ち着いた頃の観光の一つとして訪れて見て下さい。
関東圏からであればレンタカーで乗り捨てになりますが、神戸空港~徳島空港・高松空港に抜けて戻るルート、若しくはぐるり一周して戻るなどもおすすめです。
【一眼レフで写真撮影希望の場合の注意点】
日曜・祭日・ゴールデンウィーク期間・1月2日・3日は、一眼レフカメラでの撮影は予約が必要です(限定数)
予約無での持込み撮影は禁止になっています。
但し、予約数に余裕がある場合は、当日条件付き入場が出来ますので入場時に申し出ください。
【入園料・営業時間】
入園料
子供(4才から)350円
大人(中学生から)700円
定休日:木曜(祝日は営業)
9月~11月の秋は山奥へ採食のためほぼ休園
11月下旬~6月中旬までは90%の確率で野生猿に出会えます。
営業時間:9:30~17:00
サルが山から来て帰るまでと結構アバウトです。
【所在地】
〒656-2533 兵庫県洲本市畑田組289
TEL:0799-29-0112
FAX:0799-29-0345
【アクセス】
おすすめの交通機関:車
垂水JCT~約1時間30分
鳴門IC~約1時間
※バス利用も可能です。