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Ridoc Desk Navigator V4 在宅勤務・リモートワークのFAX受信確認(RICOH 複合機)

 

在宅勤務・リモートワークを出来ない理由としてブログ?ウェブサイトでFAX受信確認が出来ないから出社・・・の記事見て、それは今の時代システム環境の話だけだと思って、いざ社内環境を見るとオンライン確認が出来るところの手前で、未設定だったことがわかりようやく急いでボチボチ設定を行いました。

 

今回、実施したのはFAX受信をWEB(クローム)で内容が確認できるように設定致しました。

 

気づかせて頂き誠にありがとうございます。 

 

 

今の環境

会社の複合機は全てリコーの複合機を利用しており、サーバ環境はオンプレミスで、インターネットVPNを利用しています。

VPN環境下では予め社内ネットワークが組まれている環境下のリモートワークが適していると思いますので、1拠点閉鎖の際に複数拠点に分散して業務を行うことを想定して設定しました。

一部、例外的にL2TP/IPsec接続を設定した機器は外部から社内ネットワークに入れるので、FAXの受信内容の確認も可能です。

 

IT用語たち その1

専門用語は解らない方にとって何のことか理解し辛いと思いますので、極力専門用語は極力抑えたいのですが、使わないと書けないのでとりあえず簡単な説明です。

L2TP/IPsec

簡単に言うと事前共有キー(パスワード)を用いたVPN接続

オンプレミス

クラウドと異なり簡単に言うと社内にサーバを構えていること

インターネットVPN

インターネット上に暗号化された専用の通信経路を形成して、仮想的な組織内ネットワークを構築すること

 

サーバって何

サーバって言うと大掛かりなイメージがあると思いますが、サーバもピンキリで、普通のパソコンより性能が良いパソコンだと思って頂く方が理解しやすいと思います。

あとはその中のOSがwindows系・UNIX系だとか種類があるのですが、目的はいづれにしてもハードとアプリケーション(ソフト)をコントロールする母体が乗っかっているだけです。

今は複数台のサーバがあるのでwindows系(windows Server2012s/2016s)をそれぞれ利用しています。

  

利用したソフトウェア

 Ridoc Desk Navigator V4

Ridoc Desk Navigator V4って何なのですが、リコーが販売しているソフトウェアです。

価格は13,500円(税別)

昨年、ライセンスは購入していましたので、設定を行うのみになっていました。

最新機器(RICOH IMシリーズ)などであればリモート接続で複合機のパネルも操作が可能です。

※複合機には予め固定IPアドレスが全て振ってあります。

※認証はwindowsAD連携

 

IT用語たち その2

AD=アクティブディレクトリ

パソコン・ユーザなどを管理するツール

 

IPアドレスとは

簡単に置き換えると住所です。変動IPの場合は住所不定の様なイメージでが解りやすいと思います。

  

設定について

機器とソフトウェアがあれば設定は至って簡単

 

1.予め受信用のフォルダを作成

2.複合機に作成したフォルダに送信されるように宛先追加

3.複合機タッチパネルで作成したフォルダ指定などの設定

4.受信完了

 

今回はこちらのみ行いました。

PDF・TIFのファイルでサーバ内に保存されます。

※設定で印刷しない設定も出来ますので、ペーパーレス化も可能です。

※今回は受信のみ設定をしましたが、送信することも可能です。 

 

類似した機能は、有名どころのメーカーさんの機器が対応していれば導入も可能です。

但し、今後更に複数の複合機を導入していこうとお考えの企業さんは、どこのメーカーでも構いませんが、管理・設定面など含め経験からメーカーは統一することをおすすめします。

直接システム関係の実務を行っておらず、仕組みを理解していない経営者さんは目で見えるコストのことのみ先行し、設定・利便性などは二の次として安易に導入してしまうと、たしかに印刷コストだけは安くなるのですが、1機種のみ他のメーカーを入れると、幅広い使い方や管理面で苦労することになりますので、入れ替えるのであれば全て入れ替える覚悟が必要です。

 

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