最低賃金とは少し遠い所から進めていくと
都会vs田舎の同一価格と言えば
誰でも一度は利用したことがあると思うコンビニエンスストア
東京でも私の住む徳島でも価格は同じ
地代・賃料・人件費(最低賃金)が安いので徳島の方が、地域価格で安く設定されていても良いのではないかとも思いますが、そんなことはなくむしろ田舎の方が品ぞろえが悪い
普通にスーパーでお買い物をしても、東京の物価(食料品など)が徳島より2割増しだった記憶はなく、むしろ平均的にお求めやすい価格
移動手段を比較しても
車を所有すると色々と行けはしますが
車の購入200万円程度~維持費を含むと月5万円以上を交通費として捻出
また事故や故障・交通違反があればそれ以上の出費とリスク
そして今回の本題
最低賃金を比較すると
徳島県の最低賃金796円
2021年10月からは824円
東京都の最低賃金1,013円
2021年10月からは1041円
なんと20%以上の格差が日本国内で存在しています。
最賃格差に合せて
消費税率も東京10%徳島8%でも良いような気もしますが
それは同じ10%
他の税金も概ね同じ
1時間で217円の差
8時間労働で1,736円の差
22日就労で38,192円の差
※業務量は考慮せず
最近のコンビニエンスストアは覚えることが沢山あるので、一昔と比べると大変なのではないかと思いますが、最賃に近い求人が沢山ある代表格のコンビニ求人
そのコンビニのアルバイトを比較すると、東京都では時給1,013~1,050円の求人は沢山掲載されていますが、徳島の場合おおむね800円程度
東京都では経験者優遇のコンビニ求人で時給1,200~1,800円出してくれる求人もあります。
ちなみに1,050円×8H×22日=184,800円
一方、徳島では正社員(無期雇用)で月給15~17万円スタート帯も多く存在
これに賞与が無ければ年収単位で考えると結構な差
東京も都心から外れると、賃貸に居住しても徳島と大きな賃料の差はなく
ただただ田舎は収入が低く不便なだけ
特にしがらみが無ければ、東京に人が集まる理由が分る気がします。
東京の方が、同一生活コストで収入が良くそして便利
※水道代は徳島が多分圧倒的に安いはず
これだけが要因ではないと思いますが
日本全国ほぼ同じ賃金帯にしないと、条件の良い所に自然と人は集まりますし、いい条件を下げてまで地方に行くメリットもないですね